事例
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会社から現場までの移動時間が残業代に含まれず、弁護士が会社側と交渉、妥当な提示額を受けて和解した事案

担当弁護士:
今井 浩統
ご依頼者 | T.Rさま、R.Kさま |
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性別 | 男性 |
業種 | 現場作業員 |
役職 | なし |
年齢 | 30歳代、50歳代 |
受任年 | 2019年 |
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解決年 | 2020年 |
解決方法 | 示談交渉 |
1日の平均残業時間 | 5時間 |
回収金額 | 170万円 |
事例の概要
ご依頼者の2名の方は、会社事務所にある重機に乗り、作業現場に向かって作業を行い、現場での作業が終わると、重機を事務所に戻して業務を終了という流れでお仕事をしていました。
しかし、会社では、作業現場における作業開始時刻と終了時刻を労働時間と考えており、移動時間等については一切の支払いをしておりませんでした。
解決のポイント(弁護士の視点・解決アドバイス)
POINT
出勤後、現場までの移動については、当然に労働時間に含まれます。本件では、出勤時刻及び退勤時刻がいつであるのかが争点となりました。
交渉の経過(受任から交渉、解決までの概要)
ご依頼者の方は、証拠と言えるようなものは持っていませんでしたので、ご依頼者の主張する、現場までの最短の移動時間を前提に残業代の計算を行いました。
相手方は当初、残業の有無も争っていましたが、この点は早々に諦め、出退勤時刻が争点となりました。
ご依頼者は、訴訟を提起することまでは望んでいませんでしたので、交渉にて解決することとなりました。
当事務所が関わった結果(解決のポイント)
本件は、複数の方からご依頼をいただいた事件であったため、資料を多く持っていた方の事件を利用することで、全体として解決に成功した事例となりました。
なにも知らずに諦めたり損することはありません。
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