サービス業・接客業

飲食店やコンビニ、理美容業界、アパレルなどの店舗でのサービス業は残業がつきものです。しかし、正しく残業代が支払われているかというとそうではないケースが多々あります。サービス業・接客業で残業代を請求するために知っておくべきポイントについて解説します。

サービス業や接客業の労働環境

退勤の打刻をした後で残業をしたり、月の残業時間の上限を超えた場合は残業代が出ないなど、サービス残業のイメージが強いのが飲食店やアパレルなどのサービス業です。
タイムカードが存在しなかったり、管理職への誤った認識で店長は残業代が出なかったりと、ずさんな労務管理が根強い業種でもあります。

飲食店に多い残業代の問題

開店準備は勤務時間外と言われた。

飲食業や販売業は店舗の営業時間外にも多くの業務があります。「営業時間=労働時間」という考えが根強く、開店準備や仕込み、閉店後の片付けや事務作業は労働時間外だとしている店舗がいくつもあります。
しかし、当然のことながら業務を行っている時間は労働時間です。これらの時間を含めて労働時間を算定すると、残業代が発生している場合が多々あります。

店長は残業代が出ないと言われた。

管理職が管理監督者であるかどうかで残業代の有無が決まります。店長と呼ばれていても、シフト表で勤務時間が決まっていたり、給与が他の従業員と大きく変わらない場合は管理監督者とはいえません。
管理監督者ではない場合、店長であっても残業代は発生します。

監督管理者についてくわしく

残業時間の端数は切り捨てだと聞いた。

労働基準法では、日々の残業時間の端数処理は認めていません。
残業代の端数処理を行うことは労働基準法違反となり、1分単位での時間計算が必要です。

美容師に多い残業代の問題

カット練習は勤務時間外と言われた。

サロン閉店後に夜遅くまで行われる美容師のカット練習。より高い技術を磨きたいがために自主的に行っている場合は労働時間とはいえませんが、最低限の技術を磨くためのカット練習は業務を行ううえで必要不可欠であり、会社による指示があったものとして労働時間といえます。
明示的にカット練習の指示がなくとも、カット練習をしなければカットを担当させてもらえないといった場合は黙示のカット練習の命令があったと考えることができます。したがって、残業代を請求できる可能性があります。

閉店・開店準備は勤務時間外と言われた。

飲食店と同様、美容業界も「営業時間=労働時間」という考えが根強く、開店準備や閉店後の片付けや事務作業は労働時間外だとしている店舗がいくつもあります。
しかし、当然のことながら業務を行っている時間は労働時間です。これらの時間を含めて労働時間を算定すると、残業代が発生している場合が多々あります。

エステなど理美容業界に多い残業代の問題

他の名目の手当が固定残業代として扱われている。

そもそも固定残業代は「いくら残業しても残業代は固定」という意味ではなく、「一定時間分の時間外労働、休日労働および深夜労働に対して定額で支払われる割増賃金」のことです。固定残業代として明確に支払われていた場合でも、固定残業代に含まれる一定の残業時間を超えた場合には別途残業代が発生します。
また、技術手当や特殊勤務手当など他の名目の手当を固定残業代として扱うのは、従業員の同意が得られたとは認められにくく、無効と認められればすべての残業代を請求することができます。

固定残業代についてくわしく

社内研修は勤務時間外と言われた。

「スキルアップは個人の将来につながることだから」という理由で社内研修や施術を身につけるための練習に残業代がつかないというのは会社の言い分です。
しかし、会社の指示によって社内研修の参加や練習を行っている場合は労働時間内の業務にあたるため、1日8時間、週40時間の労働を超えている場合は残業代が発生します。

残業代の証拠

残業代を請求するためには、残業を行ったという証拠になる資料が必要です。

証拠となるもの
タイムカード | シフト表 | 業務日報・業務日誌 | メモ | メールの送受信履歴 | レジの記録

給与形態・雇用形態でわかる未払い残業代

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